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Sony Global Solutions Inc.

ソニーグローバルソリューションズ株式会社

グローバル環境で自ら仕事をみつけつくる醍醐味

金融機関のシステム会社にてITインフラに従事。その後、元SGS社員である同僚からのリファラルにより、2022年にソニーグローバルソリューションズに転職。現在は、プロフェッショナルなチームを統括する課長として、ソニーグループ社員が業務で使用するインフラ環境を支えている。

古川 周
2022年 経験者入社

大きな裁量を持つプロフェッショナル集団を、黒子として支える

現在、私が所属している「End User Support & Productivity Service部」は、ソニーグループの従業員が日常業務を行う上で欠かせないITインフラを提供する部署です。パソコンやID管理といった基盤から、Microsoft 365や電話サービスといったコミュニケーションツールまで、ユーザーの生産性に直結するサービスを幅広く扱っています。

私はここで統括課長として、約10名のチームをマネジメントしています。私たちのチームの特徴は、メンバーの一人ひとりが担当サービスのエキスパートとして、業務において大きな裁量を任されている点です。指示を待つのではなく、自律して判断・行動できるプロフェッショナルなチームであり、私はその活動が円滑に進むよう環境を整える役割を担っています。

支援役といっても、単に相談に乗るだけではありません。予算編成や業務計画の策定といった組織運営の根幹を担う業務はもちろん、時にはメンバーだけでは解決が難しいグループ内他組織や海外チームとのトラブルシューティングや、上位層への報告事項の整理など、マネジメント業務と平行して担当サービス業務も自ら引き受け、メンバーが専門業務に集中できる環境を作っています。

また、チームの雰囲気について言えば、SGSは業務に関するコミュニケーションが非常に活発な会社だと思います。個々人が裁量を持って仕事をしながら、困ったことがあれば担当サービスを越えてチャットや通話でさまざまな内容を相談し合う文化が根付いています。雑談も含めて会話の量が多いため、お互いの状況を把握することや、ざっくばらんに意見を交換する中で今後につながる施策を見つけていくこともあります。

SGSの業務環境は非常に大規模です。入社2カ月目、Teams電話導入プロジェクトで、約100人の関係者に向けてオンライン説明会を行う機会がありました。画面の向こうには、ソニーグループのさまざまな部署に所属する、面識のない社員たちがいます。反応も見えない中、画面の向こうにいる多数の社員に対して一方的に言葉を届けるという、独特の緊張感と重圧を覚えました。

しかし、SGSという環境では「所属も専門分野も異なる多数のプロフェッショナル」を相手に、物怖じせず発信し続ける確固たる姿勢が求められます。このスケール感と、多様なバックグラウンドを持つ社員たちと協働できる環境は、SGSで働く大きな魅力であり、同時に厳しさでもあります。

銀行時代の経験を経て、自ら仕事をつくる環境へ

SGSに入社する前は、約16年間、金融機関のシステム会社に勤務していました。銀行のシステムはいわば止めてはならないインフラであり、堅実な姿勢が求められます。長く同じ環境にいる中で、自分のスキルは他の場所でも通用するのだろうかという思いが徐々に芽生えていました。

転機となったのは、かつて一緒に働いていた同僚からのリファラルです。彼は一度SGSを離れ、他社での経験を経て再び戻ってきた社員でした。彼からSGSの話を聞く中で印象的だったのは、「全員が当事者意識を持って、合理的に働いている」というイメージでした。

慣習的な業務や、目的が曖昧なまま続いている業務があればそれに対し疑問を持ち変えようとする意識があり、社員一人ひとりが「なぜやるのか」を理解して動いている。そうした環境であれば、自分のキャリアもより前向きに築けるのではないかと感じました。また、彼が「古川さんのその強みなら、SGSで絶対に評価される」と背中を押してくれたことも、大きな「決め手」となりました。

そうしたSGSの環境に強く惹かれた背景には、前職でのある原体験があります。私自身が大切にしている「まずやってみる」「仕事は見つけて作ったほうがおもしろい」という価値観は、前職で経験したロンドン駐在時代に培われたものです。

実際に入社してからは、メンバーと一緒になって課題を見つけ、施策を立ち上げていく毎日です。SGSでの日々は、前職で培った価値観の重要性を再認識させてくれます。

会議一つとっても、会議前にある程度の結論が出ている形式ではなく、「会議中に結論を出す」ことに重きが置かれている点です。その場で考え最適解を導き出す。このスピード感と、役職に関わらず意見を出し合えるフラットな関係性は、自社ながら感心しています。

仲間のために本気になれる。「熱量」が人を育てる

入社して2年目の2024年、私は課長職へ昇格しました。この昇格試験のプロセスで、SGSという組織の温かさを象徴する出来事がありました。

昇格のためには経営層へのプレゼンテーションが必要なのですが、その準備のために、当時の部長と課長が徹底的に付き合ってくれたのです。私の準備不足もあり、これでは厳しいという状況でしたが、彼らは業務時間外も含め、私の練習にとことん付き合ってくれました。オンラインでつなぎ、何度も何度もレビューと修正を重ね、私の想いが伝わるまで一緒になって考えてくれたのです。

形式的な指導ではなく、「古川に活躍してほしい」という一心で、時間を惜しまず向き合ってくれる。その熱意に触れた時、私の中でスイッチが入りました。「ここまで応援してくれる人たちがいるなら、絶対に期待に応えたい」と、良い意味でのアドレナリンが出たのを覚えています。

この経験を通じて、管理職としての意識も大きく変わりました。以前は自分がプレイヤーとして完遂することにこだわりがありましたが、今は「次はメンバーが走りたくなるコースを作る番だ」と、良い意味で役割の変化を受け入れています。

また、管理職になって視界が広がったこともおもしろさの一つです。担当者時代は自分のサービスに集中していましたが、今は他部署の動きや、会社全体の課題といったさまざまな情報が入ってきます。

「隣のチームはこんなことに取り組んでいるのか」といった発見が日々の刺激になり、それらをつなぎ合わせることで新しい価値を生み出せないかと考える時間が、今の私の楽しみでもあります。自分が手を動かすことよりも、メンバーが試行錯誤しながらも、周囲のメンバーと協力して成し遂げることに、新たなやりがいを感じています。

「読解力」と「数字」を武器に、自律的なキャリアを

今後、SGSで私がめざすのは、組織をより良くするためのマネジメントを極めていくことです。グローバル組織であることには難しさもありますが、日本だけでは解決できない課題を世界中の仲間に相談できるという、他にはないメリットがあります。このグローバルな環境を「自らの武器」に変えていくこと。それが、今の私の目標です。

これから入社を検討されている方、とくにキャリア入社の方に伝えたいのは、自ら動くことの重要性です。SGSには決まったレールはありません。何もないところに道を作るプロセスそのものを楽しめる方が、この環境では活躍できます。

必要なスキルは、決して難しいことではありません。状況や、次に何をすべきかを把握するための「読解力」と、ビジネスを数字で捉える「計数感覚」です。多忙なプロフェッショナルが相手となるSGSでは、「全部を説明しようとしない」「要点を絞って伝える」といった工夫が不可欠です。

そして英語力について不安に思う方もいるかもしれません。もちろん、あるに越したことはありませんが、コミュニケーションを取ろうとする姿勢さえあれば、業務をする上で問題はないかと思います。

もう一つ大切にしてほしいのが、傾聴です。社内には優秀なドキュメントや、同僚との何気ない雑談の中に、仕事のヒントがたくさん転がっています。周囲の音に耳を傾ける傾聴の姿勢があれば、自然と次にやるべき大きな仕事が見えてくるはずです。

せっかくSGSというフィールドに来るのですから、周囲の声をよく聞き、自らの意志で仕事をつかみ取ってください。

※記載内容は2025年12月時点のものです

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